ピーリングの様々な効果
肌に薬剤を塗ることによって、肌に残る古くなった角質を取り除く治療がピーリングです。ピーリングは副作用の心配が少なく、いろいろな肌トラブルの改善に役立ちます。今回は、ケミカルピーリング、ミックスピール、コラーゲンピールという3つのピーリングの特徴を紹介します。それぞれの違いを理解して、自分に合った治療法を選んでください。
ケミカルピーリングはどのような治療?
コラーゲンピール、ミックスピール、ケミカルピーリングの中で、定番のピーリングがケミカルピーリングです。グリコール酸、サリチル酸マクロゴール、乳酸などの薬剤を使用します。角質ケアやニキビ肌の改善に効果的です。ピーリングをすることで、肌のターンオーバーの促進に役立ちます。治療後は、肌のザラつきがとれるので、肌触りがツルツルに感じられます。
ミックスピールとケミカルピーリングの違い
ケミカルピーリングと同じ薬剤を使っても、配合が違うのがミックスピールです。ミックスピールの一番の特徴は、乳酸を主体としていることです。乳酸を主にしながら、グリコール酸・サリチル酸なども配合した薬剤を用います。ミックスピールは、コラーゲンピールやケミカルピーリングよりもマイルドなピーリングだと言われています。
肌に一歩踏み込んだコラーゲンピール!
ミックスピールやケミカルピーリングでは、薬剤は肌表面から表皮にかけて作用します。しかし、コラーゲンピールでは、薬剤が表皮から真皮層にまで作用します。このため、3つの中でコラーゲンピールは、特に肌のハリや弾力を復活させたいという人におすすめです。また、コウジ酸が含まれているため、ミックスピールやケミカルピーリングに比べて、シミやくすみを改善する効果も上がると期待されています。
悩みに合わせたピーリングを!
ハリ、浅いしわ、シミ、くすみ、ニキビ肌など、人によって肌の悩みは異なるため、ピーリングに期待する効果も人それぞれです。ピーリング治療を受ける際は、今の自分にもっとも適しているのはどのピーリングであるか、事前にしっかりと調べる必要があります。ケミカルピーリング、ミックスピール、コラーゲンピールの中から、自分に一番ぴったりのピーリングを選びましょう。